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活動報告 10/3~4 <インバウンド英語講座>JCTAガイド向け外国人コミュニケーション講座@五所川原

10月3日(土)4日(日)の2日間、青森県五所川原市にて「インバウンド対応英語講座

ガイド向け外国人コミュニケーション講座」を開催いたしました。

本講座はサイクリングガイド向けのものでありながら講座の中心は英語の習得であること、しかもコロナ禍の状況下での実施など「前代未聞」だらけで、実際に開催までこぎつけらるかも不安でしたが、主催の五所川原市をはじめとする関係各所の努力により、”新しい様式”による現地での実際の講座を無事に実施することが出来ました。

本講座の概要は、外国人向けにサイクリングガイドをする際のコミュニケーションスキルを、実践を交えて学ぶものです。発端はJCTA認定ガイドからの「レベルアップ目的の講座を開設してほしい」という要望でした。使用する英語は中学で学ぶような易しい言葉や言い回しを中心に、サイクリングツアーを行う際に不可欠な、挨拶やルート説明や立ち寄り先説明などを段階を踏んで練習をしていき、最終的にはツアーをリードするのに必要となる表現を習得していきます。当然、コミュニケーション能力以外の、外国人向けツアーを実施する際に最低限必要な知識や考え方も学びます。

今回はネイティブならではの発音および実践的な表現と、日本語での丁寧な補足の両方が必要と思われたことから、講師はネイティブ英語話者と、海外客向けの移動型ツアーでのガイド経験豊富な日本人という3名のJCTA公認ガイドがつとめました。

1日目の午前中は座学で、外国人サイクリスト向けのツアーとはどのようなものかを学んだあとで、実際のサイクリングツアーの場面を想定した英会話教室を行いました。イギリス人と日本人の3人の講師で行うことにより、幅広い受講者の英語力に合わせて効果的に学べました。

写真1:イギリス人1名と日本人の講師2名体制でおこなわれた座学

写真2:座学で使われた動画教材。講座の全ての内容をオンラインで行うことも想定しているため、

実際に使用する予定の本数以上の動画を用意しています。

 

 

午後は受講者全員で、イギリス人講師がガイドをする100%英語による模擬ツアーに参加しました。ここで受講者は午前の座学で学んだ英語の復習とともに、翌日のガイド実習の際に自分たちが使用する表現についても学ばなくてはならず、全てが英語という新鮮な体験を楽しみながらも緊張感のあるツアーとなりました。ツアー後は室内にて、英語の表現を講師に再度確認しながら、翌日のガイド実習にむけての計画を立てました。

写真3:イギリス人講師による模擬ツアー。「思ったよりも聞き取れた」という感想が多かったです。

2日目は予報通り、あいにくの雨でしたが、午前中は予程通りに五所川原市内にてガイド実習を行いました。受講者は、1日目夕方の準備の際の不安そうな様子からは一転、全員が堂々と英語でガイド出来ていました。

写真4:ガイド実習の様子。ガイド経験者ばかりなので、少々の雨でも平気でガイドが出来ました。

午後になっても雨は止まず、結果、室内を街に見立てて、乗ってるふりをしながら室内で歩いてガイドをする方法で実習を継続しました。海外のスキーやスノーボードインストラクターの試験では、悪天候でスキー場がクローズした際に見受けられる方法ですが、このような方法が初めての方には違和感があったことと思います。しかし路上での安全管理に気をつかわずに済むこの方法は、逆にガイディングと英語により集中することが出来ることから、結果的には非常に有意義な実習となりました。

写真5:室内ガイド実習の様子。傍目には遊んでいるように見えますが、参加者達は真剣です。

実習の後には、日本人のお客様ではほぼ起こらない、外国人のお客様ならではのトラブルの事例と解決方法について、実例を交えてディスカッションを行いました。

そして2日間にわたる講座の最後は、講座全体を通じての質疑応答が行われました。英語での表現方法についての質問から、外国人客を誘致する具体的な方法まで、ツアーを実際に造成したりガイドしたりすることを視野に入れた具体的な話で盛り上がりました。

本講座はガイドのスキルアップを主な目的にしていることから、基本ガイドを対象にした構成となっておりますが、インバウンドのサイクルツーリズムに関わる方々全てに有用な知識や技術を習得できることから、今後はガイドのみならず、インバウンドのサイクルツーリズムを推進する全国の企業や自治体の方々をも対象に講座を開講していきたいと考えております。

写真6:参加者と講師の全員で記念写真

主催者からのコメント
ワークブック(語彙リスト含む)+動画を用いたり、Garethさんのお手本ツアーを体感していただくことで頭で理解するだけでなく感覚的な部分にもアプローチする内容で英語を話すことに抵抗のある方でもインプット&アウトプットしやすい構成だったと感じました。

とてもわかりやすい言葉で的確なお話しをしてくださった松澤さん、緊張している受講者にジョークを織り交ぜ、場を和ませながら進行してくださったGarethさん、講座全体のバランスを雰囲気を汲み取ってくださったり受講者サポートに入ってくれた西田さん、そして熱量の高い受講者の方々が揃い、何から何まで素晴らしい講座になりました。

ここまで至るに大変多くの準備があったとお聞きしておりましたので、この貴重な講座を青森で開催できたこと、そして微力ながら関わらせていただけましたことに大変光栄であるとともに大きな感謝を申し上げます。

参加者アンケートから
アンケートでは、参加者全員がセミナーを受講して非常に良かったと最高点の評価をいただきました!
参加者のコメント
・サイクリングで使う英語を知ることができました!
・英語は深く考えず、伝えたいことをわかりやすく簡潔に伝えると、案外伝わるのだなと感じました。
・Native guideの後ろについて、ガイドの指示を繰り返し英語で言えたのが、すごく良かった。少し、自信がつきました。失敗はするでしょうが、回を重ねて経験を積みたいです。
・丁寧な指導には感謝したい。英語力に個人差があっても、平等に接してくれて嬉しかった。

・スキルアップには最高の講習だと思うので、ぜひ人にも勧めたい。

主催: 五所川原市

運営: 材 株式会社

講習内容についての問い合わせ先:info@cycletourismjp.org

 

インバウンド対応英語講座

ガイド向け外国人コミュニケーション講座@五所川原(青森)

津軽地方を始め、青森県内でのサイクリングの魅力を簡単な英語で伝えよう!

本講座は、外国人向けにサイクリングガイドをする時に、自分の伝えたいことをどのように伝えるかについて、実践を交えて学ぶことを目的にしたもので、「サバイバル・イングリッシュ」の手法を用いて研修を行います。

講習で使用する英語は、中学で学ぶような易しい言葉や言い回しを中心に、サイクリングツアーを行う際に不可欠な挨拶、ルート説明、立ち寄り先説明、手信号など、機能別、場面別に段階を踏んで練習をしていき、最終的には、ツアーで必要となる表現を段階的に学んでいきます。

講義は英国人と日本人で行いますので、ネイティブの本格的な英語表現・発音に加え、日本語で丁寧に説明していきます。

参加資格:
1、JCTAサイクリングガイド有資格者であること
2、青森県内在住の方
3、五所川原市からのガイド要請があった場合に対応できる(する意思がある)方

場所:青森県五所川原市民学習情報センター視聴覚教室

日時:10月3日〜4日 9:00~17:00 (予定)

受講料:無料(上記条件を満たせば基本的に無料)

持ち物:スポーツバイク(ペダルはSPDもしくはフラットペダル、ヘルメット、筆記用具、雨具など

 
スケジュールなどの詳細は右のチラシをご参照ください。

実施概要と申し込みフォーム
https://questant.jp/q/goshogawara-cycling2020

メール:a.chiba@zais.co.jp
サイクリングガイド向け外国人コミュニケーション講座開催事務局
材株式会社 千葉 0176-51-4544 (平日9:00~17:00)

講師紹介(供にJCTA認定サイクリングガイド) 

写真左:ギャレス・エバンズ氏

英国、並びに日本に於いて、日系企業に勤務。その傍ら、英語教師としても活躍。「食」と「旅」が好きで、日本をはじめ中央アメリカやアフリカでのサイクリング経験を持つほか、これまで数々のマラソンやトライアスロンに出場している。英国ロンドン生まれ。現在は北海道在住。

写真右:松澤憲司氏

イギリスの旅行会社 Ski Safari / Freedom Treksの日本担当マネージャー。専門は外国人観光客誘致および受入基盤整備。 サイクルツーリズムにはFreedom Treks のバイヤーとして2017年から関わり始める。その後、スキーとマウンテンバイクのインストラクター・ガイド経験を応用して、サイクリングガイドとして活躍。北海道在住。