10月14日(土)、JCTA認定インストラクターが講師として、小さなお子様の自転車教室(午前中2回)と親子自転車教室(午後1回)を開催いたします。
本自転車教室は広くヨーロッパで開催されているBikeabilityという英国式の自転車教育カリキュラムで、インストラクター資格を取得した講師により実施されるものです。
今回は桜川市に後援をいただき開催するもので、小さなお子様の自転車教室は小学校入学前のまだ自転車に乗れないお子様が対象、親子自転車教室は自転車に乗れるお子様(小学生)と保護者様が対象になります。
〇小さなお子様の自転車教室(第1回 9:30~10:30 / 第2回 11:00~12:00)
ペダルのない自転車(バランスバイク)を使い、ゲームを通じて楽しく遊びながら、
①自転車に慣れる
②バランス感覚を身につける
③上手にスタート、ストップする
④路面などの空間を他の人と譲り合って共有するなどを学びます。
英国での調査によると、バランスバイクにうまく乗ることができるようになるとペダル付きの自転車にたやすく乗れるようになり、補助輪を使うより効果的であるという結果が出ています。
★参加資格
・自転車にまだ乗れないお子様であること
・お子様の身長が、95センチ〜125センチであること
※お申込みの際は以下のお申込みフォームの、第1回(9:30~10:30)あるいは、第2回(11:00〜12:00)にお申込みください。
〇親子自転車教室について (13:30~15:30)
親子でゲームを通じて楽しく遊びながら、ご家族一緒に安全にサイクリングを楽しむためのノウハウを学びます。
自分がどのように動くか、具体的には、家族で走る時の走行順や交通安全の考え方に加え、特に英国式の考え方である「See and be seen」という考え方を徹底して行うもので、Seeとは自分が走行する道路上の歩行者・自転車・車などの動きを注意深く観察して、判断すること、Be seenとは道路上の他の使用者(歩行者・自転車・車など)にしっかりと自分の動きや何をしようとしているのか明確に伝えるということ。これらを理解することで、事故のリスクを大幅に削減することができます。また、駐車している車の追い越し方や、最も多い出会い頭の事故を防ぐためのブラインドコーナーでの走り方や狭い路地から広い道に入る時の注意点なども学んでいただけます。
主な学習項目
①自転車に慣れる ②上手にスタート、ストップする ③自転車を上手にコントロールする ④交通ルールを守って安全に路上を走行する ⑤ブラインドコーナーを曲がる・通過する ⑥路駐の車を追い越す ⑦路上の他の道路使用者と共有する、など
★参加資格
・自転車に乗れるお子様(身長95cm~135cm)と保護者様(※ 135cm以上の身長のお子様は、ご自分の自転車をお持ちください。)
※ お申込みの際は以下のお申込みフォームの 、親子教室(13:30~15:30)にお申込みください。
・保護者:ご自分の自転車をお持ちください。ママチャリや子乗せ電動自転車でもご参加いただけます!
※ 大人の方用のレンタル自転車のご準備も可能(3,000円/回)です。ご希望の方はご連絡ください。
どちらも参加費は無料ですので是非ともこの機会にご参加ください。
開催概要
日時:2023年10月14日(土)荒天の場合は、10/15(日)に開催します。
開催場所:加波山市場
〒309-1223 茨城県桜川市鍬田527-1
https://goo.gl/maps/349MUNxtRHvpSEEC8
参加費:無料
お問い合わせ・お申し込み: 終了しました
お問い合わせ:school@cycletourismjp.org
日本サイクルツーリズム推進協会(JCTA)が推進する子供のための自転車教育「Bikeability」について
日本サイクルツーリズム推進協会は、英国で140年の歴史を持つ CTC (Cycling UK)と提携し、英国運輸省のBikeabilityプログラムを日本の道路交通法や日本の道路環境に合わせて再構築し、日本に導入することで、日本の子供たちのための自転車教育を推進しています。
教室開催にあたって、JCTAでは英国運輸省の基準に準拠したインストラクター認定制度を導入し、質の高いサイクリングインストラクターを養成し、その講師が自転車教室の講師を担当しています。
以下に英国での具体例をご紹介します。日本サイクルツーリズム推進協会は中期長期的に同様のスキームを目指します。
以下に英国政府が進める子供のための自転車教育についてQ&Aで解説します。
〜〜〜英国のBikeabilityについて〜〜〜
1、子供たちはいつBikeability自転車教室を受講するのですか?
Bikeability自転車教育が導入されている英国では、多くの場合、小学生4年生〜5年生が、授業時間、または放課後などを使い、レベル1と2を組み合わせ学んでいます。
個別に実施する場合は、レベル1は小学校3年生以下を、レベル3は中学1〜2年生が対象となります。
2、Bikeabilityを誰が教えていますか?
英国では運輸省(Department for Transport, DfT)が認定したインストラクターが教えています。国家資格にすることで、授業内容の質を担保し、児童保護などにも配慮した授業が可能となります。日本では、日本サイクルツーリズム推進協会が英国の教育団体(Cycling UK)と提携し、Bikeabilityインストラクタ-を養成しています。
3、英国では全ての学校で、Bikeabilityの授業を行っているのですか?
現時点では必須科目にはなっていませんが、全国の約半数の学校で導入されており、約1,800名のインストラクターが年間20,000人の子供たちに教えています。
4、誰が授業料を払っているのですか
英国では講習会にかかるほぼ全ての費用を運輸省(DfT)が助成しています。そのため、子供たちは無償で授業を受ける事ができます。授業料以外に費用が発生する場合には、学校や親が負担しています。
5、もし、子供たちが自転車に乗れない場合はどうするのですか?
Bikeabilityは、自転車に乗れるけれども安定していない子供たちを対象にしています。自転車に乗れない子供たちがいる場合には、ライディングスクールを実施することもあります。
6、受講にはどのような自転車・服装・装備が必要ですか?
子供たちのサイズにあい、空気を入れ、ブレーキのよく利く調整済みの自転車とヘルメットが必要です。服装に関しては、視認性の高いもの、反射板のついているベストなどがあればそれを使います。また、天候により雨具等も必要になります。