今回は日本を代表するバイシクルトレーニングの専門家、柿木克之氏に「ツーリズムに(意外に)役立つ競技トレーニングの知識」と題してお話を伺います。
柿木氏は自転車競技選手のパフォーマンスアップに関する研究を行うと共に、プロサイクリングチーム、プロ自転車選手、学生選手(東京大学など)と強化検証及び強化プログラムを実施。オリ・パラ ナショナルチームの強化支援を行って来られました。
今回は、「運動生理、長距離、より遠く、より疲労を抑えて」という視点でのお話を伺い、ガイド業務やご自身の能力強化に役立てていただければと存じます。
なお、この冬には今回の講師である柿木克之氏の弟で東京五輪で自転車女子代表コーチを務めた弟の柿木孝之氏のセミナーを予定しています。研究面と選手の視点の二人三脚で、日本の選手を支えるお二人から、どのようなお話を伺えるか楽しみです。
柿木克之氏略歴
東北大学反応化学研究所(現多元物質科学研究所)JSR株式会社を経てパワーデータ解析とアドバイスを専門に行うBlueWych合同会社を設立。
日本自転車競技連盟(JCF)医科学部会員(2010-2012)自転車競技選手のパフォーマンスアップに関する研究を行うと共に、プロサイクリングチーム、プロ自転車選手、学生選手(東京大学など)と強化検証及び強化プログラムの実施を行う。2012年9月「自転車競技のためのフィロソフィー」を出版。オリ・パラ ナショナルチームの強化支援。文部科学省スポーツ功労者顕彰(2016)。博士(工学)。