活動報告

サイクリングガイド養成講習会 in  名寄市(北海道)

6月19日(水)20日(木)の2日間、北海道名寄市でサイクリングガイド養成講座を開催し、9名の方が受講されました。今回は富良野在住の英国人ガイドの方がガイド講習に参加。実習やプレゼンテーションを英語でやっていただき、他の参加者を大いに刺激してくださいました。

1日目は、座学と下見。座学では、リスクマネジメントなどお客様を安全にご案内するための様々な項目を学びました。下の写真は右左折時のご誘導についての検証。一人で横行する場合とは全く異なるため、注意深くプロセスを検証していきます。

座学は、ディスカッションが中心です。英国からの受講生もワークブックの日本語と格闘です。

午後は実習ルートの下見へ(本文上部写真をご参照ください)

そして、1日目夜に名寄宿泊組だけで、ちょっとだけ懇親会(宿題があるので軽めです!!)

2日目 ガイド実習とルート造成
午前中は雨模様。先にルート造成の講義をしてから、ガイド実習を行いました。

持ち時間10分で自慢のルートを発表。全員でその実現可能性や商品としての完成度をチェック

それからいよいよガイド実習です。まずは持ち時間を申請。ガイドにとってタイムマネジメントも大事です。

まずはバイクチェックから〜

そして実習コースへ

写真は取れませんでしたが、おやつタイムはソフトクリーム!
地元の方と仲良くなることもガイドの資質の一つです

そして、後半へ。コースをわかり易く説明!

後半出発!無人駅も素敵な立ち寄りポイントです

晴れのはずが、少しずつ雲行きがおかしくなりました。そして土砂降りに。しばらく雨宿りして続行。

英国人受講者の方には、英語でガイド実習をしていただきました。
他の参加者は、まるで海外のサイクリングツアーに参加したみたいと大感激。

雨もすっかり上がりました。

下調べを完璧にしてきていただき、皆さん完璧なブリーフィングをしてくださいました!

主催:天塩川シーニックバイウェイ
共催:北海道エコ・モビリティ研究会
   (一社)シーニックバイウェイ支援センター

〜 参加者のアンケートから一部抜粋 〜

  • (英語ですが)The practice cycle was very useful and gave me the confidence I was looking for.  I learned many things about how to guide well and things to avoid from the other participants.
  • I learned many things during the course but the phrase with the most important was 安全 isn’t equal to 安心.
  • ガイド知識の少なさがいろいろと出たところがあり、他の参加者のプレゼン、誘導など、参考になることがたくさんあった
  • いろいろな経験をされている講師の方の話は、納得できることが多かった。勉強になるところばかりだった
  • 参加者を楽しく安全に を言葉ではなく、行動で示せるような気がします
  • 自分が考えたルートを他の人に評価してもらったり、評価するのはすごく新鮮でした。今回の同期の方々と今後もディスカッションしていきたいと思いました(今回は、第19期生でした!)
  •  See and be seenという言葉が印象に残った
  • ともて充実した内容で気持ちよく終われました。他の参加者との距離感がよく、一生忘れない経験をいただいたように思います
  • もう少し、時間が欲しかった
  • サイクルガイドをする上で、「何を、いかにどうしなければならないか」の要点をわかりやすく受講できた
  • ルート造成では他の人のプレゼンが非常に参考になった。
  • サイクルガイドとして何が必要なのか、他の人の実習を見取り稽古をさせていただき、非常に参考になった
  • 質問などで、参加者のの意見を引き出す技法は良かった
  • 一方的な講義ではなく、各自が考え、ディスカッションする方法で、他の方々の考えを知ることができた
  • 講座については論理的なのが一番良かった。説明というよりファシリテートする形で居心地が良かった
  • もう1日あっても良かった

講習内容についての問い合わせ先:info@cycletourismjp.org