自転車安全走行のための5つの基本項目

ぜひ守っていただきたい

自転車走行安全5項目

3密を避け、自転車通勤に切り替える方々も増えているようです。
そこで、英国のサイクリング協会「Cycling UK」が出した安全に自転車で走るための5つの注意点をまとめました。日本の道交法や状況とは異なる部分はありますが、どのように乗れば、何に気をつければ、危険を回避できるのか、考えていただくきっかけになれば幸いです。(日本の現状に合わせて、少し編集しています)

5つの注意点が以下のビデオにまとめられていますので、ご紹介します。

1)周りをよく見てスタートする
・周囲をよく見て、安全を確認し、車から見やすい(目立つ場所)から漕ぎだす。漕ぎだす前に右肩越しに再度後方確認を!
・車が駐車していて狭い場所から漕ぎだすときは、安全が確認できるまで待つ
・近づいてくる車との十分な距離を確認して漕ぎだす
2)ブレーキのチェックとブレーキング
・道路の状況は刻々と変化します。ブレーキが素早くきちんと効くかチェックする
・止まる時は、停止位置までの距離を意識する(十分手前でブレーキ、急ブレーキは危険)
・雨などの天候の急変で、ブレーキの効きは悪くなります。
3)周りを見て、周りの動きを予測する
・走行中は、周囲に最大限の注意を払う。
・(右左折する時など)車のドライバーとアイコンタクトをとり、互いの動きを確認する。アイコンタクトを取ることで、ドライバーが自分の存在に気づいているかどうか確認でき、自分やドライバーが互いに相手の次の行動を予期できます。また、自転車は道路のどの部分を走ろうとしているのか、早い時点でドライバーに伝えることができます。
4)道路のどの部分を走るのがより安全か
・基本的な走行位置は縁石から1メートルほど。縁石の近くは破片が落ちていたり穴があったり、下水溝があったりして危険です。狭い時は真ん中寄りを走ることで、後方の車に自分の存在を気づいてもらえますし、無理な追い越しから身を守ることができます。
5)停止する時の注意点
・停止する時は、左肩越しに後方確認して誰もいないことを確認して、スピードを落としながら縁石に寄り停止し、自転車から降りる。(後ろに他のサイクリストがいる場合は前方を塞ぐことになる)